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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
シマンテック、ワールドワイドでBugbearがKlezを抜いて被害件数1位に

 シマンテックは、2002年10月の国内外における月間ウイルス被害ランキングを発表した。国内のウイルスは7カ月連続で「W32.Klez(クレズ)」となった一方、ワールドワイドでは「W32.Bugbear@mm(バグベア)」が「W32.Klez」を抜いて1位に躍り出た。

 国内の「W32.Klez」被害件数は前月の1190件から967件へ減少。2位には「W32.Bugbear@mm」が283件で初登場したほか、「W32.Opaserv.Worm」も177件で3位につけている。

 一方ワールドワイドでは「W32.Bugbear@mm」が4万7008件で1位。「W32.Klez」は前月のが3万8178件から3万1140件へ減少したが、それでもなお2位につけている。また、3位には国内同様「W32.Opaserv.Worm」が1万7292件でランクインしている。

 シマンテックでは、今月のランキングで被害件数が増大した「W32.Bugbear@mm」と「W32.Opaserv.Worm」について「ネットワーク共有で広がる共通した特徴を持つ」と指摘。今や「添付ファイルのついたメールを不用意に開かない」ことだけでは万全といえず、「ネットワークに接続することはワームに感染する危険性がある」という危機意識を持つこととともに、ウイルス対策ソフトだけでなくファイアウォールソフトも利用することを勧めている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(シマンテック)
  http://www.symantec.com/region/jp/news/year02/021105b.html
  関連記事:シマンテック、9月のウイルス被害ランキングでKlezが6カ月連続の1位に
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/10/02/sym9.htm


(甲斐祐樹)
2002/11/05 20:24
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