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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| エッジとBBTower、作品自体に広告要素を盛り込んだ「ラヴスト！」 | ||||||||||||||||||
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エッジとブロードバンドタワー（BBTower）は共同で、作品内に広告要素が盛り込んだブロードバンドシネマ企画「ラヴスト！」の発表会を行なった。 ■ 作品自体に広告要素を盛り込んだコンテンツ配信 「ラヴスト！」は、エッジが運営するブロードバント向け動画配信サイト「livedoor ストリームライン」にて10月24日より配信を開始したWebドラマ。とよた真帆や松嶋尚美が出演する「プチ美人の悲劇」など合計4作品が配信される。いずれの作品も、劇中でスポンサーの製品やサービスなどを紹介する広告手法「アドバテイメント」が利用されている。アドバテイメントの利用例として、NTTドコモなどが協賛する「電話の恋人」（出演：有坂来瞳、高田宏太郎ほか）では、出演者がNTTドコモのFOMA端末を利用するシーンが劇中に多く盛り込まれているという。発表会に出席したエッジの代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏によれば、作品中に商品やサービスが紹介されることで「通常のテレビCMでは伝えきれない商品の利用方法や利用シーンなどを、作品内で自然な形でプロモーションできる」としている。 続けて、堀江氏はアドバテイメントを広告手法として利用するメリットを挙げた。堀江氏によれば、「ラヴスト！」で配信される作品はいずれも3カ月間という長期配信が行なわれる点。エッジが運営するlivedoor以外にも、NECのBIGLOBEやNTTブロードバンドイニシアティブのBROBAなど複数のISPから作品の配信や誘導を行なっていくため、既存のネット広告の枠にとらわれず、作品を通じて多くのユーザーに商品の紹介を行なうことができる点などを挙げた。 「ラヴスト！」では、「プチ美人の悲劇」と「うさぎのもちつき」（出演：葛山信吾、大谷みつほほか）が既に配信中のほか、「電話の恋人」は11月より、「スタジアムで会いましょう」（出演：遠藤久美子、甲本雅裕ほか）は12月より順次、無料で配信が開始される。なお、「電話の恋人」については、FOMA端末向けにも配信が行なわれるという。
■ Webドラマ「来訪者」では、黒字化を達成
また堀江氏は、2003年7月よりエッジが配信を行なったWebドラマ「来訪者」についても、同様の流れで事業展開していると語り、現在は「劇場公開やDVD化に向けた段階」だという。なお、来訪者のアクセス数は1日あたり約2万アクセス、配信期間中の累計で約100万アクセスがあったとしたほか、インターネット配信の段階で採算ベースで黒字を達成したと公表した。 今回、「ラヴスト！」で配信される作品の製作費用の質問ついて堀江氏は、「告知費用を含めて1作品あたり2,000万～3,000万円程度」で製作を行なっているとした。また、スポンサーの商品やサービスが作品内にて紹介する範囲については、作品のエンターテイメント性が最も重要であると述べた上で「スポンサーの出資金額により、ケースバイケースで対応を行なっていく」と回答した。 最後に堀江氏は、作品の製作段階で収益を確保することで、「若手の監督や役者に発表の機会を与えられることに意義がある」と語るとともに、今後もアドバテイメントを利用した作品を数多く配信していくことで、「新たなブロードバンドマーケットの創出ができるのではないか」とした。
■ ＵＲＬ livedoor ストリームライン http://movies.livedoor.com/ ニュースリリース http://www.edge.co.jp/pressroom/pressrelease/content?id=220 ■ 関連記事 ・ livedoor、ラブストーリー連続ドラマシリーズ「ラヴスト！」 ・ livedoor、木内晶子や小野真弓が出演するWebドラマ「来訪者」 ・ Yahoo! JAPAN、キャンペーンガール出演のオリジナルドラマ （村松健至） 2003/10/27 20:29 |
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