今回の発表は、バンダイチャンネルが運営するアニメコンテンツ配信サービスのグローバル展開に向けて、マイクロソフトの著作権保護技術「Windows Media Digital Rights Management 9」シリーズを利用した映像配信プラットフォームを共同で企画・構築するというもの。システムの構築および運営はバンダイチャンネルとNTTデータが共同で運営する。
また、日本国内でもWindows Media 9シリーズに対応したアニメ配信サービスを開始する予定。配信プロバイダーがサーバーを「Windows Server 2003」へアップグレードすることで、Windows Media 9シリーズ対応のコンテンツ配信が可能になるという。
バンダイチャンネルでは、Windows Media 9シリーズの著作権管理技術を導入することで、コンテンツの販売数や許諾を一元管理が可能になるほか、動画コンテンツの多言語化が低コストで展開できるとしている。今後は韓国での現地検証を踏まえたのち、2004年にはアジア、欧州、北米で順次事業を展開していく予定だという。