NTT-MEは、マンション向けの光ファイバ接続サービス「ピアルNT」を12月1日から開始する。月額料金は新築マンションの場合でプロバイダー料を含み2,480円。
今回のサービスは、マンション共有部へ引き込まれた100Mbpsの光ファイバ回線を、シングルモード光ファイバを用いてマンション棟内の各戸まで提供するというもの。各戸までの接続に光ファイバを用いることで、VDSLやHomePNAに比べて高速な通信が見込めるという。
NTT-MEではすでに同方式を用いたマンション向けのサービス「WAKWAKピアルFTTH方式」を提供しているが、ユーザーから「低料金で利用したい」「WAKWAK以外のプロバイダーでもマンション棟内光ファイバによるサービスを利用したい」という要望があったため、今回のサービス提供に至ったという。
ピアルNTはISP料金を含んだ低価格プランで、月額料金は新築マンションの場合1契約ごとに2,480円、初期費用が3,000円。既設マンションの場合は月額料金が3,280円、初期費用が29,800円。また、メディアコンバータを19,800円で購入する必要がある。提供条件はピアルNT20契約以上で、導入費用は新築マンションの場合360万円、既存マンションの場合は180万円。なお、月間データ伝送量が100GBを超えるユーザーについては、利用制限を実施する方針だという。
また、ユーザーがプロバイダーを自由に選べるサービスとして、Bフレッツのマンションタイプを利用し、マンション棟内をシングルモード光ファイバで分岐するソリューションも12月1日より開始する。月額料金はBフレッツ マンションタイプとして、8契約以上のタイプ1が3,500円、16契約以上のタイプ2が2,850円。このほかプロバイダー料金が別途必要なほか、構築費用は別途見積りとなる。
■ URL
ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2003/nws031113.htm
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(甲斐祐樹)
2003/11/13 18:07
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