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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、AM周波数を選択してノイズを低減するADSLスプリッタなど6機種

 ソニーは、AM周波数を選択可能なADSLスプリッタなど4機種「TL-NDS10」「TL-NDS11」「TL-NDS20」「TL-NDS21」と、ADSLフィルタ「TL-NDF20M」「TL-NDF10P」の2機種を11月10日に発売した。

 「TL-NDS10」「TL-NDS11」「TL-NDS20」「TL-NDS21」は、テレビやラジオなどの放送電波やインバータノイズ、電源ノイズ等の高周波ノイズなど、広範囲のノイズを低減するデュアルフィルターを搭載したADSLスプリッタ。このほか、雷サージ機能やナンバーディスプレイが表示されない、FAXが送信できない、Lモードが正常に動作しないといった不具合を解消するセパレータ機能を搭載する。

 「TL-NDF20M」は、モジュラージャックとADSLスプリッタ内蔵モデム間および、ADSLスプリッタとモデム間に使用することで、ノイズを低減できるADSLフィルタ。一方の「TL-NDF10P」は、家庭内の他の電話端末に接続することで、ADSL信号の流出を防止し安定化させる電話機用ADSLフィルタで、雷サージ機能とセパレータ機能を搭載する。


TL-NDS10 TL-NDS11 TL-NDF10P

TL-NDS20 TL-NDS21 TL-NDF20M

 スプリッタ「TL-NDS20」「TL-NDS21」とフィルタ「TL-NDF20M」の3機種には、AM周波数選択ダイヤルが搭載され、使用地域のAM周波数に合わせることで放送電波によるノイズをさらに低減できるという。また、最大3台まで同機能搭載機を接続可能なため、より広範囲の周波数を設定することも可能となる。

 スプリッタ「TL-NDS11」「TL-NDS21」は、モジュラージャック接続端子が本体に装備された「ダイレクトプラグイン方式」を採用し、本体を直接モジュラージャックに接続することで配線の簡素化を図ることが可能だという。また、本体に衝撃を吸収・分散する構造を採用している。なお、そのほかの4機種にはモジュラーケーブルを使用して接続する「ジャック方式」が採用されている。


AM周波数選択ダイヤル 「ダイレクトプラグイン方式」の衝撃吸収構造

 全機種とも、26MbpsADSLサービスに対応しているほか、スケルトンボディを採用している。価格はオープンプライスで参考価格は「TL-NDS10」が2,600円、「TL-NDS11」が3,000円、「TL-NDS20」が4,600円、「TL-NDS21」が5,000円、「TL-NDF20M」が3,500円、「TL-NDF10P」が2,000円となる。本体サイズ、及び重さはスプリッタ「TL-NDS21」が60×23.5×108mm(幅×奥行×高)で90g、フィルタ「TL-NDF10P」が40×23.5×61mm(幅×奥行×高)で40gとなる。


接続例

関連情報

URL
  製品情報ページ
  http://www.ecat.sony.co.jp/computer/cable/cate01.cfm?B2=687&B3=1535

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(大久保有規彦)
2003/11/20 18:32
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