Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東日本、Bフレッツユーザー向けにIPv6の試験サービス

 NTT東日本は、Bフレッツユーザーを対象としたIPv6実験サービスを12月18日より開始する。モニターは最大で3000名程度を予定、東京23区および三鷹市などの東京都下の一部地域で試験サービスを実施する。

 この試験サービスではユーザーごとに割り振られた固有のIPv6アドレスを利用することで、ユーザーの端末間での通信が可能になる。また、相手ユーザーが留守などで端末が起動していない場合に備えて仮想ホストを用意。仮想ホストに送信したいデータを保存し、相手ユーザーが端末を立ち上げた場合にデータを受け取るといった利用方法が可能。テキストチャットやファイル送信のできるメッセンジャーソフトや、音声通話などが利用できるSIP通信ソフトも提供される。

 試験サービスは東京23区および三鷹市、武蔵野市、調布市、狛江市で12月18日より開始、モニターを最大3000名程度まで募集する。モニターの対象はBフレッツのユーザーで、試験サービスの申し込みはフレッツ・スクウェアから行なうため、すでにBフレッツが利用できる環境にあるユーザーのみ申し込みが可能。IPv6のアドレス数は、Bフレッツの各タイプに定められた端末接続数の範囲内でのみ利用できる。

 試験サービス利用にあたっての料金は発生せず、Bフレッツの利用料金のみが必要。この試験サービスはNTT東日本の地域IP網で行なわれるが、ひとつの回線でIPv4とIPv6を同時に利用できるデュアルスタック接続を採用しているため、回線を切り替えることなくインターネットと今回の試験サービスを併用できるという。


IPv6試験サービスのイメージ図

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0212/021217a.html


(甲斐祐樹)
2002/12/17 18:36
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.