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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
バッファロー、A.O.S.S対応ソフトウェアを公開。Centrinoにも対応

クライアントマネージャ Ver.2
 バッファローは、無線LANの接続やセキュリティ設定をワンタッチで設定できる「A.O.S.S」に対応した無線LANクライアントソフト「クライアントマネージャ Ver.2」のベータ版を12月19日より公開すると発表した。また、正式版も2004年1月をメドに公開され、両バージョンともに同社Webサイトより無償でダウンロードできる。

 「クライアントマネージャ Ver.2」では、パソコンを使わずに無線LAN機器の接続設定やセキュリティ設定が可能なバッファローの新システム「A.O.S.S(AirStation One-Touch Secure System)」に対応。また、アクセスポイントごとにネットワークの設定・保存が可能な「ネットワークプロファイル保存機能」も搭載し、アクセスポイント変更時には自動でネットワーク設定の切り替えが行なわれる。

 セキュリティ機能としては、WPA-PSK(TKIP/AES)をサポート。これにより、Radiusサーバーとバッファローの無線LAN機器間でIEEE 802.1x認証を行なうソフトウェア「AirSupplicant」、もしくはWindowsXP標準の接続ユーティリティを必要とせず、WPA-PSK(TKIP/AES)を利用することが可能となった。

 「クライアントマネージャ Ver.2」の対応OSは、Windows XP/Me/2000/98SE。また、無線LANカードは、クライアントソフト提供開始当初はIEEE 802.11b/g準拠の「WLI-CB-G54」のみ対応するが、バッファローでは「WLI-CB-G54」以外の無線LANカードについても、動作確認がとれ次第、随時情報を公開していくという。

 このほか本クライアントソフトは、インテルとの協力により「Centrinoモバイル・テクノロジ」を搭載したパソコンにも対応する。ただし、Centrino搭載パソコンでの「クライアントマネージャ Ver.2」の動作については、バッファローのサポート対象外となる。

 また、バッファローではIEEE 802.11b/g準拠の無線LANルータ「WHR2-G54」向けに「A.O.S.S」に対応するアルファ版ファームウェアを12月19日より公開する。同社では、本ファームウェアと「クライアントマネージャ Ver.2」ベータ版を利用した「A.O.S.S体験キャンペーン」を実施する予定だという。

 このほかバッファローは、同社が発売する無線LAN機器「AirStation」シリーズの累計出荷台数が400万台を突破したと発表した。


関連情報

URL
  ニュースリリース(クライアントマネージャ Ver.2)
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2003/075_1.html
  ニュースリリース(インテルとの協力について)
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2003/074_1.html

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(村松健至)
2003/12/15 20:38
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