総務省は、2004年3月末現在のDSLサービス提供数(速報値)を発表した。DSLサービスの加入者数合計は1,119万6,830回線で、前月から29万2,594回線の伸びを示した。
前月2月の単月加入者数は29万1,565回線で、3月は2カ月連続で30万回線を下回ったものの、2月とほぼ同程度の加入者を集めた。一方でソフトバンクBBが発表した3月単月の加入者数は前月11.4万件から7.3万件と大幅に減少している。
事業者別の数値ではNTT東日本が6万9,288回線増の228万2,652回線、NTT西日本が5万5,663回線増の180万6,205回線で、NTT東西の合計加入者数は408万8,857万回線と400万を突破した。単月加入者数はNTT東西どちらも前月から約1万5,000回線以上増加。3月のNTT東西合計シェアは前月の31.56%から42.70%へと伸び、2003年7月以来の40%越えを達成した。
なお、イー・アクセスでは同社がホールセールするADSLサービスの加入者数が4月8日付で150万を突破したと発表した。イー・アクセスによれば3月の加入者数は過去最高の8.2万回線で、単月シェア約28%を達成したという。
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DSL加入者数の推移
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■ URL
総務省 報道発表資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040412_2.html
ニュースリリース(イー・アクセス)
http://www.eaccess.net/information/040412.html
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(甲斐祐樹)
2004/04/12 15:45
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