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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
パイオニア、Windows CEベースで通信可能な新型HDDカーナビ

最上位モデルの「AVIC-ZH900MD」

「AVIC-ZH900」

「AVIC-XH900」
 パイオニアは、コンパクトフラッシュ(CF)スロットを備え、PHS通信カードなどを装着して通信可能な新型HDDカーナビゲーションシステム「カロッツェリア HDD サイバーナビ」4機種を6月下旬より順次発売する。同社では12日、都内で記者説明会を開催し、新製品の概要やコンセプトを紹介した。

 今回発表された新型「サイバーナビ」は、HDD内に地図などを格納し、スムーズな操作性を実現したカーナビゲーションシステム。過去の渋滞データを元に、運転時の渋滞を予測して最適なルートを示す「渋滞予測機能」、出かける日時や同行者、目的地を入力するとドライバーの好みにあわせたドライブプランを提案してくれる「ドライブプランナー」とナビゲーション関連の新機能に加えて、AV関連機能として、HDD内の音楽データを解析して「ノリの良い曲」「癒し系の曲」といった選択をすれば、それに合う曲を選曲・再生してくれる「フィーリングプレイ」が用意されている。

 ラインナップは、7.0型ワイドタッチパネルディスプレイを備え、テレビ閲覧やDVDやMD、CD再生が可能な最上位モデル「AVIC-ZH900MD」、ほぼ同機能ながらMD再生機能がない「AVIC-ZH900」、チューナーやMD再生機能がない「AVIC-XH900」、そしてタッチパネルディスプレイがない「AVIC-H900」となる。6月下旬に発売予定だが、「AVIC-H900」のみ7月下旬に発売される。

 いずれの機種もCFスロットを備えており、PHS通信カードなどを装着すれば各種通信網経由で、映画館情報などを取得できる有料コンテンツサービス「ライブマガジン」を利用可能。なお「ライブマガジン」以外にも宿泊施設の予約が可能な「旅の窓口」や気象情報をチェックできる無料コンテンツ「ウェザーライブ」、全国のオービススポットを確認できるコンテンツ(情報取得1回2,100円)が利用可能。

 TRONベースだった従来モデルと異なり、新たにマイクロソフトの車載機器向けプラットフォーム「Windows Automotive」をベースとしており、市場動向を見ながらCFスロット対応のBluetoothアダプタへの対応も検討していくという。

 ハードウェア面での最も大きな特徴は、HDDおよびCPUを1セットにした「ブレインユニット」をナビゲーションシステムから取り外せるようになっていること。パッケージには、家庭内に設置してAV機器やインターネットと接続可能な「リビングキット」が用意されており、ブレインユニットをリビングキットに装着すればHDD内の音楽データを家庭内で楽しめるほか、車の外でもドライブプランを検討できる。さらに、ブロードバンドユーザー向けにインターネット経由で地図データの配信やプログラムのバージョンアップが予定されている。

 このほか、オプション製品としてはPDC端末と接続できる「CD-H13」、CDMA端末と接続可能な「CD-H14」、そしてFOMA端末と接続可能な「CD-H15」と3種類のケーブルも提供される。「CD-H13」「CD-H14」は6月下旬に発売予定で、FOMA用の「CD-H15」は7月下旬に発売される。ケーブルで携帯電話と接続するとハンズフリー通話も可能となっている。

 価格は、「AVIC-ZH900MD」が388,500円、「AVIC-ZH900」が367,500円、「AVIC-XH900」が315,000円、「AVIC-H900」が220,500円。オプションケーブルはいずれも5,250円となっている。


「AVIC-H900」 前面パネルを開けるとCFスロットがある

HDDとCPUが1つになった「ブレインユニット」の取り外しが可能 取り外したブレインユニットを「リビングキット」に装着して楽しめる

関連情報

URL
  パイオニア
  http://www.pioneer.co.jp/


(関口 聖)
2004/05/12 14:24
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