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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NOVAと東京電力、自宅での英会話レッスン「お茶の間留学」で業務提携

TEPCOひかり網を利用した「お茶の間留学」のデモンストレーション
 NOVA、ギンガネット、東京電力の3社は業務提携を結び、東京電力のFTTHサービス「TEPCOひかり」を利用したNOVAの英会話レッスンサービス「お茶の間留学」を6月中旬より提供することを発表した。

 「お茶の間留学」は、ギンガネットが提供するIPテレビ電話「ギンガネット電話」を利用して、自宅にて1対1または1対多数でのNOVAの英会話レッスンを受講できるサービス。これまで、関西エリアにおいてケイ・オプティコムとの業務提携によりFTTH経由での提供を行っているが、首都圏でのFTTH網を利用した提供は今回が初となる。なお、現在のNOVA会員数は約43万人で、そのうち「お茶の間留学」の会員数は、約16万人だという。

 今回の業務提携により、東京電力はTEPCOひかり網内にインターネット網を回避した独自ネットワークを構築する。これにより、TTC標準 JT-Y1541にて規定されたQoSクラス0を満たす回線品質を確保し、これまでの128kbpsよりも高速な768kbpsでのテレビ電話によるお茶の間レッスンが可能になる。

 「お茶の間留学」の料金は、受講料や機器レンタル料を含めてNOVA各教室で受講する「駅前留学」と同一に設定されている。一般会話レッスンの「レギュラーコースB」で3~4人でのレッスンを選択、曜日に関係なくレッスンが受講できる「スタンダード登録」の場合で入学金21,000円、100回までのレッスン受講料が346,000円が必要となる。

 業務提携に際して、東京電力 光ネットワーク・カンパニー プレジデントの勝又淳旺氏は「TEPCOひかりが目指す、ユーザーに快適な生活の提供を象徴すべき新しいサービス」とコメント。また、NOVA代表取締役の猿橋望氏は「有料のレッスンである以上、回線品質の確保は絶対条件。双方向での会話性能を確保するために様々な回線でテストを行なった結果、TEPCOひかりが必要になった」と、TEPCOひかりとの提携に期待を寄せていた。


業務提携による「お茶の間留学」の提供イメージ 「お茶の間留学」の提供にあたって目標とする回線品質 公開されたNOVAのネットワークコンテンツセンターにあるサーバールーム

NOVA代表取締役の猿橋望氏 発表会にはNOVAうさぎも登場

関連情報

URL
  NOVA
  http://www.nova.ne.jp/
  TEPCOひかり
  http://www.tepco.ne.jp/
  ギンガネット
  http://www.ginganet.co.jp/


(大久保有規彦)
2004/05/20 18:11
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