VoWLAN(Voice over Wireless local Area Network)共同実験とは、実験に参加する各社が、無線LANスイッチや無線LANによるIP電話端末、認証サーバー、VoIP呼制御サーバー、無線LAN測定器などを持ち寄り、それぞれの相互接続試験や通信特性の検証を行なうというもの。無線LANやVoIP関連機器の相互接続や、システム最適化のノウハウを蓄積することなどを目的に、2004年5月から6月11日まで実施された。無線LANによるIP電話端末では、富士通製「Pocket LOOX」やネットツーコム製「SIP-Wi600」、日立電線製「WIP-5000」などの相互接続実験も行なわれた。