NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、Windows Media 9シリーズに対応したコンテンツ配信サービスを発表した。商用サービスは2003年第2四半期以降の予定で、先行してマイクロソフトのWindows Media 9対応コンテンツ配信イベント「Super 9 Weeks」にシステムを提供する。
NTT Comは、Windows Media 9シリーズの評価サービス段階から技術提供を行なっており、今回のサービスは、NTT Comがすでに提供している映像コンテンツ配信サービス「STREAMWING」「eMEDIAWING」などをWindows Media 9シリーズに対応させたもの。これにより、Windows Media 9シリーズの新機能を利用したHD(High Definition)品質の画像や5.1chサランド対応の音声、ニカ国語同時放送といったコンテンツが配信可能になる。
NTT Comでは本サービスを、マイクロソフトの次期サーバーOS「Windows Server 2003」日本語版が提供される2003年第2四半期に合わせ、順次商用サービスを開始していく予定。また、商用サービスに先がけて1月29日よりマイクロソフトが提供しているWindows Media 9対応コンテンツを無料で配信するイベント「Super 9 Weeks」に参加するコンテンツプロバイダー向けにサービスを提供するという。