実際には、細工を施したタスク情報を掲載したWebサイトやファイルを、Webブラウザやエクスプローラなどで閲覧した場合に、任意のコードなどが実行されてしまう可能性があるという。マイクロソフトによると、この脆弱性を攻撃する方法は多数存在し、PCを乗っ取られる可能性もあるため、非常に危険度が高いと警告している。影響を受けるOSは、Windows XP/2000とInternet Explorer 6 SP1を導入しているWindows NT 4.0。
したがって、この脆弱性を悪用して細工を施したWebサイトを閲覧したり、メールのリンクをクリックしただけで、任意のコードが実行される可能性がある。また、この脆弱性を悪用するコードは、すでにインターネット上で公開されているため危険性は高く、早急にパッチを適用することが推奨される。対象OSは、Windows Server 2003/XP/2000。