POSIXの脆弱性は、Windowsの「POSIXサブシステム」に存在するバッファオーバーフローの脆弱性だ。POSIX(Portable Operating System Interface for UNIX)に準拠して作成されたプログラムをWindowsで実行するためのシステムにおいて、特権の昇格が起こる可能性がある。影響を受けるOSは、Windows 2000/NT 4.0。
Windowsシェルの脆弱性は、Windowsシェルがアプリケーションを起動する方法に問題があり、リモートからコードが実行される可能性があるというもの。細工を施されたWebサイトなどで、この脆弱性が悪用される可能性がある。ただし、悪用されるためにはユーザー自身による操作が必要であるため、危険度は“重要”となっている。対象OSは、Windows Server 2003/XP/2000/NT 4.0。