本体はminiPCIインターフェイスを採用するほか、MPEGインターフェイスで直接MPEGエンコーダ/デコータチップへの接続が可能。また、DLNA(Digital Living Network Alliance)のガイドラインに準拠、MPEG-TSパケットのIPカプセル化やデジタル著作権管理向けの暗号化もサポートしている。
アセロスによれば、従来までの無線LANチップセットやコントローラは設計面において複雑かつ独自性を持っていたため、ビデオやオーディオ機器などを含むマルチメディア分野での利用が難しかったという。AR5005VAはテレビやSTB、Windows Media Center用のチップセットなどを直接サポートするほか、DLNA規格に準拠することで無線のインターフェイスを有線と同程度まで容易に扱うことができるとしている。