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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、地上波とインターネット経由で番組情報を取得できる「RD-XS34」

RD-XS34
 東芝は、インターネットと地上アナログ放送波の両方から番組情報を取得できる「WEPG」を搭載したHDD搭載のDVDレコーダ「RD-XS34」を10月1日より発売する。価格はオープンプライスで、メーカー参考価格は8万円前後の見込み。

 RD-XS34に搭載されるWEPGは、同社独自の電子番組表「DEPG」を機能強化したもので、地上アナログ波を利用した番組情報配信「ADAMS」とインターネットを経由した番組情報配信「iNET」を併用する。番組表は、ADAMSが地上アナログ放送に、iNETがスカパー!約180チャンネル、CATV主要約70チャンネル、BSデジタル放送、BSアナログ放送に対応する。なお、RD-XS34にBSデジタル、BSアナログ、スカパー!のチューナは内蔵されていない。

 また、ネットワーク経由でパソコンや携帯電話からのメール送信で本体の操作や録画予約ができる「ネットdeナビ」や、RD-XS53やRD-XS43に搭載されている「ネットdeダビング機能」を搭載。ネットdeダビング機能は、同一ネットワークまたはクロスLANケーブルで接続された対応機種同士でHDDに保存された動画ファイルを転送できる機能。なお、ネットdeダビングはコピーワンスコンテンツのダビングができないほか、ダビング先や元にVideoモード記録のDVD-RやDVD-RWを指定することができない。そのほか、動画ファイルの管理画面上に最大24個のフォルダを作成することが可能。録画した動画ファイルの自動振り分けや非表示設定もできる。

 ハードウェア面では、160GBのHDDを搭載、DVDドライブはDVD-R、DVD-RAM、DVD-RW、DVD-RAMに対応し、DVD-RAMはカートリッジ付きにも対応する。また、DVD-Rの片面に約8時間の録画が可能な「MN1.0Mbps」モードや、コピーワンスに対応した最高32倍速のダビングに対応する。画質面では、新たに開発した1チップレコーダエンジン、新「RDエンジン」を採用。従来のRDエンジンと比較して、前段の映像フィルタ特性が見直されたほか、折り返しノイズを低減したという。

 本体サイズは、430×338×78mm(幅×奥行×高)で、重量は4.9kg。本体インターフェイスは、入力端子にS映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3、出力端子にD2×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル×1を装備する。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_09/pr_j0901.htm

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(大久保有規彦)
2004/09/09 20:14
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