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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
10万ユーザー突破を記念したイベント「GREE Night 2.0」

GREE Night 2.0の会場の模様
 ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」のイベント「GREE Night 2.0」が9月12日に東京・代官山UNITで開催された。イベント参加者は800人を超え、雑誌「GQ JAPAN」「VOGUE NIPPON」編集長の斎藤和弘氏とMicrosoftバイスプレジデントの古川享氏によるスピーチも行なわれた。

 GREE Night 2.0は、9月中に達成する見込みという10万ユーザー突破を記念して行なわれた前夜祭的イベント。4月25日には1万ユーザー突破を記念したイベント「GREE Night 1.0」が開催されており、約5カ月程度で9万以上のユーザーがGREEに登録したことになる。

 今回のイベントではMSNメッセンジャーが協賛しており、会場にもMSNメッセンジャーやブログサービス「MSNスペース」の体験コーナーが設けられた。また、MSNメッセンジャーと連動したGREEの機能拡張もイベント中に発表された。プロフィール欄に「MSNメッセンジャー」の項目が新たに追加され、登録したメールとメッセンジャーのアドレスをオンラインステータスに表示できる。


プロフィールに追加されたMSNメッセンジャーの項目

左から斎藤和弘氏、田中良和氏、古川享氏
 イベントの冒頭では、GREE開発者の田中良和氏が挨拶。GREEの10万ユーザーという数字を国家の人口や企業の従業員数、スポーツ人口などと比較しながら「やっとGREEもこれくらいの大きさになってきた」との印象を語った。また、イベント会場のGREEユーザーに向けて「『GREEが楽しい』という話をよく聞くけれど、GREEそのものが娯楽ではなくて、GREEを使って生活を楽しくして欲しい。忙しいといつも付き合っている友達との関係も難しくなるけれど、そういう時にGREEを役立てて欲しい」と語った。

 イベント中盤では、雑誌「GQ JAPAN」「VOGUE NIPPON」編集長の斎藤和弘氏によるスピーチが行なわれた。斎藤氏は「テーマは“友達の友達”ということだけど、実は友達はそれほどいません」とコメントしたのち、「編集者は『人間のネットワークが大事』とよく言われるが、(自分のように)25年も仕事をしていればネットワークは広がるものであって、人脈を才能と思ってはいけない。性格的にわがままな人が多くとも、仕事をしようとすればそれはネットワークになるので、自分のしたいことをするのが大事だ」と語った。

 斎藤氏のスピーチでは途中からMicrosoftのバイスプレジデントを務める古川享氏が登場。古川氏は「友達に紹介される人というのは、その人にとって信頼のおける友達だということを、僕らはGREEができる前から体感してきた。GREEはそれを技術的にやっているところが新しい」と評価。「40を過ぎてからはなかなか“友達”と言える人に会えることは少ないが、まだまだ若い人や知らない人とも新しく出会いたいという気持ちは持っていて、そのトリガーとしても(GREEは)新しい」と語った。

 GREEでは現在、10万人以上のユーザーに対応した設備改修を行なっており、作業は9割近く終わっているという。機能面ではMacintoshでのレイアウト対応やモバイルへの対応、ブログやレビュー機能の強化などを進め、GREEをアルファ版からベータ版へと移行する予定が明らかにされた。


座席が用意されたカフェブースも大盛況 GREEのユーザー数は世界233カ国と比較すると現在のところ193位程度だという

関連情報

URL
  GREE Night 2.0
  http://mag.gree.jp/gree_night_20/

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(甲斐祐樹)
2004/09/13 15:11
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