総務省は、2004年8月末現在の「インターネット接続サービスの利用者等の推移(速報)」を公開した。DSL、FTTH、CATVインターネットを含むブロードバンドユーザーの合計数は、前月から約34万5,994増の1,691万8,498加入となった。
DSLの加入者数は速報値がすでに発表されており、単月加入者数が22万3,372回線で合計数は1,254万9,066回線。単月の加入者数は2001年12月にはじめて30万件を突破して以来、もっとも低い数値を記録した。
FTTHは前月から9万5,622増の160万1,432加入と160万を突破。単月の加入者数も4カ月ぶりに9万を超えており、2004年3月の9万9,559増、2004年4月の9万8,600増に続く加入者増となった。
CATVの合計加入者数は276.8万加入で、単月加入者数は約2.7万増と3万を割り込んだ。CATVの単月加入者数が3万を下回るのは2003年8月に単月で2.1万を記録して以来のことで、平均して約4万加入を維持してきたCATVが8月は伸び悩んだ結果となった。
ダイヤルアップ接続は約7万減の1,862万加入で、減少傾向が続いている。
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FTTHサービスの加入者数推移
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■ URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040930_2.html
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(甲斐祐樹)
2004/09/30 15:42
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