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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ドコモUSA、日本人向けの公衆無線LANサービス。Mzoneローミングも予定

 NTTドコモの米国法人であるドコモUSAは、海外で利用できる日本人向けの公衆無線LANサービス「ナミキテル」を現地時間の11月1日より開始する。料金は月額33.99ドル。

 ナミキテルは、IEEE 802.11bに準拠した公衆無線LANサービス。日本語表示に対応したポータルサイトの提供や日本語によるサポート対応など、海外に在住する日本人向けのサービスとして位置付けられている。

 ユーザーにはアクセスポイントの接続情報があらかじめ設定された専用ユーテリィティ「ナミキテル コネクションマネージャ」、独自ドメインのメールアドレスなどが付与される。また、米国のGSM携帯電話向けに、ナミキテルのドメインメールを閲覧・編集できるソフトウェアを無償で提供する。ナミキテルの情報ポータルサイトは日本語で閲覧可能で、ユーザーからの問い合わせは日本語・英語ともにメールと電話の両方で対応する。なお、電話サポートは米国内のトールフリー番号で受け付ける。

 料金は月契約が34.99ドル、年契約の場合は月額29.99ドルで、支払い方法はクレジットカードに対応する。料金内で月50時間まで接続が可能で、以降は1分につき0.2ドルが追加して課金される。

 サービスの申し込みは現地時間の10月20日より受け付け、同11月1日より開始する。サービス提供エリアはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコなど世界40カ国で、エリアの詳細はナミキテルのサイトで随時紹介していく。

 なお、NTTドコモは日本国内でIEEE 802.11b準拠の公衆無線LANサービス「Mzone」を提供している。NTTドコモによれば、Mzoneとナミキテルのローミングも実現の方向に向けて現在準備中だという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1019.html
  ナミキテル(10月20日~)
  http://www.namikiteru.com/

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(大久保有規彦)
2004/10/19 16:21
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