デジオンは、家庭内LANで映像・音楽・静止画などのコンテンツを共有できるソリューション「DiXiM(ディクシム)」のクライアントソフト「DiXim Media Client」がマイクロソフトの「Windows Media Connect(WMC)」に対応することを発表した。
DiXiMは、ミドルウェアとサーバーソフト「DiXiM Media Server」、クライアントソフト「DiXim Media Client」からなるソリューション。UPnPや、家電向けのUPnP「UPnP AV」に対応するほか、デジタル機器の相互接続規格「DLNA(Digital Living Network Alliance)」にも準拠する。ネットワーク上のDiXiM Media Serverをインストールしたパソコンから各種コンテンツを公開し、DiXim Media Clientでコンテンツの視聴、検索などが行なえるため、コンテンツの保存機器を意識せずに視聴ができるという。
WMCは、Windows XPにUPnPのメディアサーバー機能を追加し、他のパソコンやネットワーク対応家電にコンテンツを公開できるソフトウェア。Windows XP Professional SP2およびWindows XP Media Center Edition 2005向けにWindows Updateを通じて無償で配布している。
今回、WMC搭載パソコンに保存されたコンテンツをDiXiM Media Clientで再生可能であったことから、DiXiMとWMCの相互接続を確認した。同社では、WMCへの対応がパソコンのホームネットワークサーバー化を加速し、ホームネットワーク環境の拡大に貢献することを期待しているという。