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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、2番組同時録画やネット経由で番組再生が可能なDVDレコーダ2製品

RD-XS46

RD-XS36
 東芝は、DVD-RのVRモード録画に対応し、録画番組をパソコンから視聴できる「ネットdeモニター」機能を装備するHDD搭載DVDレコーダ「RD-XS46」を12月上旬より、「RD-XS36」を11月中旬より発売する。オープンプライスで、店頭実売価格は250GBモデルのRD-XS46が12万円前後、160GBモデルのRS-XS36が10万円前後となる見込み。

 今回発表された「RD-XS46」と「RD-XS36」の2製品は、HDD容量が異なる以外は同一仕様の製品。地上アナログチューナとMPEG-2エンコーダを各2基搭載し、2番組同時録画が可能な「W録」機能をサポート。また、BSアナログチューナも1基搭載しており、外部入力端子接続した機器とともに、同時録画対象として選択できる。

 搭載DVDドライブの対応メディアと書き込み速度は、DVD-Rが8倍速、DVD-RAMが5倍速、DVD-RWが4倍速で、DVD-RAMはカードリッジ付きメディアにも対応する。また、9月に発表された同社DVDレコーダ製品の最上位機種「RD-X5」と同様に、DVD-RAM/-RWに加えてDVD-RのVRモード録画をサポート、CPRM対応DVD-Rメディアを用意することでコピーワンス番組の書き込みもできる。加えて、DVD-RへのVRモード録画時にはファイナライズ処理前に限り、プレイリストの作成や編集などがDVD-Rに直接行なえる。

 ネットワークインターフェイスには、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載し、RD-X5と同じく、録画番組を同一ネットワーク内にあるパソコンから視聴できる「ネットdeモニター」機能を装備。画面サイズは9種類から、平均ビットレートは1.0Mbpsもしくは1.7Mbps、バッファリング時間は3秒から8秒の範囲でそれぞれ選択できる。対応OSは、Windows XP/2000およびMac OS 10.3で、再生プレーヤーとしてQuickTime 6.5.1以降が必要になる。なお、ネットdeモニターではコピーワンス番組は視聴できないほか、連続利用時間は1回ごと9時間までに制限される。なお、東芝、パワードコム、東京電力の3社が実施する、光ファイバを利用してDVDレコーダに映像を配信する「ひかり de DVD」トライアルについては、今後対応を検討するとしている。

 このほかネットワーク機能では、パソコンから本体操作や番組予約、タイトル編集などが可能な「ネットdeナビ」、同一ネットワーク内もしくはクロスケーブルで直結した対応製品間で番組のダビングが可能な「ネットdeダビング」を備える。テレビ番組表機能としては、インターネットおよびアナログ放送波から番組情報を取得する「WEPG」機能を装備した。

 本体端子数は両機種とも同一で、入力端子はS映像×3、コンポジット×3、DV×1、アナログ音声×3。出力端子は、D2×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル音声×1を搭載する。どちらも本体サイズは430×338×78mm(幅×奥行×高)で、重量は6.1kg。


本体前面にはDV入力端子も備える DVDドライブは、カードリッジ付きDVD-RAMメディアにも対応する

製品付属のリモコン 本体背面。RD-XS46、RD-XS36とも入出力端子数は同数

ネットdeモニター画面 映像はMPEG-1形式で出力される

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_11/pr_j0401.htm

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(村松健至)
2004/11/04 15:00
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