Yahoo! JAPANは、お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之を迎えたチャットイベントを11月17日に開催した。板倉が声優を務めたアニメ「きまぐれロボット」が11月1日よりYahoo! JAPANで配信を開始したことを受けて行なわれたもので、延べ6,437ユーザーが参加、14,820の質問が寄せられた。
■ 初挑戦の声優は「コントよりも難しい」
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「きまぐれロボット」で声優に初挑戦した板倉俊之
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イベント後半は雰囲気に慣れたのか、スタッフへツッコむ場面も
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チャットイベントで板倉に向けられた最初の質問は「声優初挑戦について」。板倉は「コントだと自分のタイミングでできるけれど、声優は口(の動き)に合わせながら言い方も考えなければいけないので難しかった」と感想を述べ、「声のパターンもなくて、脇役から順番に声を使い分けていったら主役の博士の声のパターンが無くなっちゃった」という裏話も披露した。
アニメは小さい頃からよく見ており、ロボットも大好きだという。「北斗の拳や聖闘士星矢、キン肉マンやガンダム、ほとんどのアニメは見ています」とアニメ好きな一面を披露したほか「プラモデルもよく作っていて、色を塗りながら気持ち悪くなって倒れたこともある」という思い出も口にした。
「芸人をやっていて辛いことは」という質問には「重たいことを聞きますねぇ」と言いながらも「(ネタが)すべった時が一番辛いです」とコメント。「すべった時はどうするの?」との質問には「すべってない顔をすること」と答えたのち、「実際、どうすればいいんでしょうね。こんど明石家さんまさんにでも聞いておきます」と切り返した。
お笑いは子供の頃から興味を持っており、中学校までは明るい性格だったが、高校くらいからその性格にも変化が生じたという。「高校くらいから、みんなが『イエーイ』と言っているのに合わせられなくなって、学校にも行かなくなって1人で雀荘に行ってました。ろくでもない感じですね(板倉)」。
「今まで会って嬉しかった有名人は」という質問には、「お笑いの先輩はみんな嬉しいですね。直接会うと不思議な気分です」とコメント。「競演して一番かわいかった女性は」という質問には「矢田亜希子さん、深津絵里さん、すれ違っただけだけど中谷美紀さん、山口もえさん、みんなかわいいですよね」と答え、「菅野美穂さんが一番じゃないんですか?」というファンの指摘には「競演したことがないんですよ、競演できたらいいですねぇ」との思いを語った。
チャットイベントの途中では、板倉が「きまぐれロボット」のアフレコ中に着ていた白衣やきまぐれロボットのパネルなどを紹介。これらのグッズはチャリティーオークションとしてYahoo!オークションに出品されている。イベント開催時点での落札額が40,500円であることを知り、板倉は「今までで一番高かったグッズは何?」とスタッフに質問。「長渕剛さんの水彩画が450万くらい」という答えを聞いて「それは手がこんでますからね」と納得したが、スタッフの「板倉さんも絵を描いたら上がりますよ」とのコメントに「上がりますかね……上がるか!」とツッコみ、会場を沸かせていた。
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チャットオークションに出品した白衣を来ようと試みる板倉
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なかなか着られない(着ない?)ことにイラついて白衣を床に投げつけると会場は大爆笑
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困った顔のスタッフに「……ちゃんと着たほうがいいですよね?」
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最後には背中のサインをアピール。「いい加減(ちゃんとした)サインを作らないとな」
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■ ドラマ出演にも「違った刺激があります」と興味を示す
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「今日の服装を見せてください」という要望に恥ずかしそうにしながらも応える板倉。「もう席に戻っていいですかね?」
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イベント後半は、Yahoo! JAPANで配信中の「きまぐれロボット」の話題が中心になった。声優の感想を改めて聞かれた板倉は「最初とまったく同じ質問ですよね」とツッコみつつ、「アニメを見ていたらあんなに大変だとは思わなかったし、間を取ったり感情を込めたりという演技が難しいと思いました」との感想を述べた。
きまぐれロボットでは、板倉と競演のMEGUMIの2人ですべての声を担当している。共演のMEGUMIについては「うまいなと思いました。MEGUMIさんが先に声を吹き込んでいたので、それを聞いてからでよかった僕は負担がゆるかったと思います」とコメント。ロボットの声も2人が担当しているが、吹き込んだ音声はロボットらしさを演出するために加工されているという。「『ワ・タ・シ・ハ』みたいにロボットっぽくしゃべったら『いやそういうのはこっちでやるから』って言われちゃった(板倉)」。
ドラマへの挑戦について聞かれると、板倉は短編映画に出演した思い出を紹介。「どうしてもボケたくなってしまって、お葬式のシーンとかになると『このままでいいのかな』と思ってしまう」というお笑い芸人ならではの悩みを打ち明けたのち、「コントは自分で考えているので客観的になれるけれど、書いてあるセリフに100%自分を近づけるという演技はまた違った刺激があります」という意欲も見せていた。
最後に来年の抱負を聞かれた板倉は「引越し!」と宣言。チャットイベントについては「普段パソコンをやらないのでこんな感じでいいのかわからないけれど、生放送の変形版みたいで貴重な体験でしたね」とコメントしたのち、きまぐれロボットについて「短編で見られるので時間のない人も見てください。声優の顔を知っていると違う楽しさがあるので見て下さい」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
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自分のサインを見て「刺青みたいなところに書いちゃったな」と反省
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ユーザーの質問に手振りを交えながら丁寧に答える板倉
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■ URL
Yahoo!チャット
http://chat.yahoo.co.jp/
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(甲斐祐樹)
2004/11/17 11:15
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