@niftyは、サービスの申し込みから料金請求までを一括して行なうBフレッツの新プラン「@nifty光 with Bフレッツ」を12月1日より開始する。従来のプランより低価格化が図られており、ホームタイプはNTT東日本の場合月額7,140円、NTT西日本は月額6,479円で利用できる。
@nifty光 with Bフレッツは、従来までNTT東西のBフレッツ利用料金、@niftyのISP料金と別々に請求されていた料金を@niftyから一括して請求するというもの。NTT東西がBフレッツ回線をホールセールするというサービス形態ではなく、NTT東西が@niftyに対してBフレッツの料金を請求することでユーザーへの料金請求一括化を実現しているという。
料金プランは戸建て向けの「ホームタイプ」、集合住宅向けの「マンションタイプ」の2種類で、月額料金はホームタイプがNTT東日本エリアの場合で7,140円、NTT西日本エリアで6,479円。マンションタイプは8件以上の契約が必要な「プラン1」の場合、NTT東日本が3,728円、NTT西日本が3,612円。16件以上の契約が必要な「プラン2」の場合、NTT東日本が3,308円、NTT西日本が3,140円。月額料金は回線終端装置利用料なども含んでおり、IP電話を利用する場合はNTT東日本で月額399円、NTT西日本で月額315円の機器レンタル料が追加して必要になる。また、オプションサービス「セキュリティセット」はホームタイプ、マンションタイプどちらも月額420円で追加できる。
IP電話機器レンタル料を含んだ従来プランと料金を比較すると、ホームタイプではNTT東西ともに714円値下げされ、マンションタイプではNTT東西のタイプ1、タイプ2ともに1,292円値下げされる(NTT西日本は「フレッツ・あっと割引を適用した場合)。初期費用は変わらず、ホームタイプの場合NTT東日本が15,068円、NTT西日本が29,295円で、マンションタイプの場合はNTT東日本が7,455円、NTT西日本が13,335円。
@nifty光 with Bフレッツの新規申し込みは11月25日から受け付けを開始、以降新規に申し込むユーザーはすべて@nifty光 with Bフレッツに一本化する。また、既存ユーザーは2005年1月11日からコース変更が可能になり、新料金もコース変更を行なってから適用される。なお、既存ユーザーであれば、従来通り@niftyとNTT東西の2つから料金請求を受けることも可能だが、この場合新料金は適用されない。
@niftyでは11月25日から2005年1月31日まで@nifty光 with Bフレッツ向けのキャンペーンも実施する。期間内の新規ユーザーはNTT契約料を含む初期費用、開通月の月額料金が無料になるほか、月額料金がホームタイプの場合で2,100円、マンションタイプの場合で1,500円が開通翌月から1年間に渡って割り引かれる。
IP電話利用料を含んだ従来プランとの料金比較(上段・従来プラン、下段・新プラン) |
プラン名 |
ISP料金 |
Bフレッツ料金 |
回線終端装置
利用料 |
IP電話機器
レンタル料 |
総額(税込) |
ホームタイプ |
NTT東日本エリア |
1,880 |
4,500 |
1,100 |
380 |
8,253 |
6,800 |
7,539 |
NTT西日本エリア |
1,880 |
3,870 |
1,100 |
300 |
7,508 |
6,170 |
6,794 |
マンションタイプ |
NTT東日本エリア |
プラン1 |
1,880 |
2,900 |
--- |
380 |
5,418 |
3,550 |
4,127 |
プラン2 |
1,880 |
2,500 |
--- |
380 |
4,998 |
3,150 |
3,707 |
NTT西日本エリア |
プラン1 |
1,880 |
2,790 |
--- |
300
|
5,219 |
3,440 |
3,927 |
プラン2 |
1,880 |
2,340 |
--- |
300 |
4,746 |
2,990 |
3,455 |
※NTT西日本は2年間の利用を条件に10%を割り引く「フレッツ・あっと割引」適用
※総額以外の料金はすべて税抜表示 |
■ URL
ニュースリリース
http://news.nifty.co.jp/niftynews/2004/11/nifty_with_b.html
(甲斐祐樹)
2004/11/24 12:47
|