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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東西、「フレッツ・スポット」利用に関してユーザーに呼びかけ

 NTT東日本およびNTT西日本は、同社がそれぞれ運営する公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」に関するお知らせを発表した。

 フレッツ・スポットは、同名ではあるがNTT東日本、NTT西日本がそれぞれ運営する別のサービス。NTT西日本では2002年7月からすでにサービスを提供しており、NTT東日本は2004年12月1日からサービスを開始する。どちらもIEEE 802.11b/gに準拠し、サービス提供エリアはNTT東日本が2005年度末までに約3,500カ所の設置を予定。NTT西日本は2004年10月末現在2,000カ所で利用可能で、2004年度末までに約3,000カ所へ拡大する予定。

 月額料金はNTT東西で同額に設定されており、フレッツユーザーであれば840円、それ以外のユーザーは945円。初期費用は東西ごと異なり、NTT東日本では全ユーザー共通で工事費2,100円が必要なほか、フレッツユーザー以外は契約料840円が必要。NTT西日本はフレッツユーザーであれば初期費用は必要なく、フレッツユーザー以外は契約料840円のみが初期費用として請求される。

 ユーザーがNTT東西両方のフレッツ・スポットを利用することは可能だが、料金はNTT東西それぞれ支払い、無線LANの設定も個別に行なう必要がある。なお、NTT東西それぞれのフレッツ・スポットのアクセスポイントローミングは現在のところ予定されていないという。

 NTT東日本では今回のリリースについて「同じ名称のサービスではあるが、東日本と西日本に区切られていてどちらかのユーザーしか使えないというわけではない。また、片方を契約していればもう片方も利用できるという誤解も招かないよう、今回のお知らせを発表した」としている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0411/041130a.html

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(甲斐祐樹)
2004/11/30 15:57
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