配布が開始されたソフトウェアは、11月18日付けで同社が発表した無線LAN自動設定機能「らくらく無線スタートEX」、米Atheros Communicationsの無線LAN通信長距離化技術「eXtended Range(XR)」といった新機能に対応するもの。らくらく無線スタートEXについては、Windows XP SP2搭載の無線LAN機能内蔵パソコンとの間でのみ利用できる。
また、今回のバージョンアップによりWindows XP SP2に正式対応する。このほか、WR7800Hでは、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LANカード「WL54AG」から、「らくらく無線スタート」を利用して無線LAN設定をした場合に、11aモードと11gモードの両方をプロファイル登録できるよう仕様が変更された。
配布ソフトウェアのバージョンは2モデルとも同一で、ファームウェアが「Ver8.50」、ユーティリティが「Ver1.20」、Windows XP SP2専用のらくらく無線スタートEXユーティリティが「Ver1.00」。ユーティリティ「Ver1.20」には、WL54AG向けのXR対応ドライバも含まれる。