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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
Atheros、11g準拠の無線LANアクセスポイント向けシングルチップ

AR5006AP-G
 米Atheros Communicationsは、無線LANアクセスポイント機器向けのIEEE 802.11gに準拠したシングルチップ構成の「AR5006AP-G」を発表した。現在サンプル出荷中で、2005年第1四半期に量産出荷が開始される予定。価格は10,000個受注時の場合で1個あたり13ドル以下。

 AR5006AP-Gは、ネットワーク・プロセッサやMAC(Media Access Controller)、ベースバンドプロセッサ、RFを統合した無線LANチップ。サイズは15mm角で、233ピンのPBGAパッケージを採用したという。同社では、既存の無線LANアクセスポイント設計に必要な総部品点数から約20%の削減が図れるほか、2チップ構成の製品と比較してコスト面での削減も可能になるとしている。

 本体機能面では、無線LAN高速化技術「Super G」や無線LAN通信長距離化技術「eXtended Range(XR)」に対応するほか、無線LANのQoSに関する規格であるIEEE 802.11eのドラフト版に準拠する。セキュリティ面では、AES対応のIEEE 802.11iをサポートする。


リファレンスデザインの「AR51」

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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.atheros.com/news/AR5006AP.html

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(村松健至)
2004/12/15 18:16
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