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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東日本、3月提供開始のIP電話対応端末の詳細を明らかに

 NTT東日本は、3月に提供を開始するIP電話対応端末の詳細を明らかにした。すでにプロバイダー各社などがIP電話試験サービスで提供しているVoIP機能内蔵モデム型、VoIP機能内蔵TA型に加え、ルータ接続型の端末も用意するという。月額のレンタル料は未定だが、700円以下またはそれ以下で提供する方向としている。

 今回明らかにされた端末は、フレッツ・ADSLおよびBフレッツユーザー向けにNTT東日本および西日本が提供するもの。IP電話サービス自体はプロバイダーが提供、端末のみをNTT東日本および西日本がレンタルまたは販売する形態をとる。この端末にはBIGLOBEやASAHIネット、ぷららといったプロバイダーが対応を表明しているほか、@niftyも3月1日正式サービス開始の「@niftyフォン」のうち、フレッツユーザーに対してはNTT東西の端末を利用したサービスを提供するとしている。

 NTT東日本によれば、3月提供予定の端末は「モデム」「ルータ」「VoIPアダプタ」という3つの機能が中心になるという。この3機能をすべて搭載したモデム型を新規ユーザーなどを中心に提供していくほか、すでにADSLモデムを利用しているユーザー向けにルータ機能およびVoIPアダプタ機能を搭載した端末をTAとして提供。また、ADSLモデム、ルータの両方をすでに利用しているユーザーを対象にVoIPアダプタ機能のみを搭載したルータ接続型の端末も用意され、無線LANやVPNなどを利用していてルータを変更できないユーザーもIP電話サービスを利用しやすくなる。

 料金については正式に決定されていないが、@niftyフォンやOCN.Phoneなどで提供されているVoIP機能内蔵モデムと比較して、モデム型のレンタル料金は700円かそれ以下で提供する方向だという。また、端末の提供開始時期、正式料金などは近日中に明らかにするとした。


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(甲斐祐樹)
2003/02/24 12:55
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