松下電器産業、三菱電機、ソニーの3社は5日、ホームネットワーク向けの高速電力線通信(PLC)の相互接続仕様を確立することを目的としたアライアンス「CE-Powerline Communication Alliance(CEPCA、仮称)」を設立することで合意した。
高速PLCについては、松下が190Mbpsの「HD-PLC(High Definition ready high speed Power Line Communication)」を発表しているほか、三菱電機でも欧州向けに製品を供給するなど、すでに通信機器メーカー各社がそれぞれ技術を開発している。宅内の既存電力線を利用して映像コンテンツなどの伝送も可能になるとしているが、方式の異なるPLCシステムを同一ネットワーク上に混在させると干渉が起きるため、共通仕様が求められていたという。