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CESA調査、20~30代男性の約3割が有料オンラインゲームを経験済み
有料オンラインゲームのプレイ状況
社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)は、ネットワークゲーム&携帯電話ゲームコンテンツユーザー調査報告書」を2月21日に発刊した。
本調査は、「株式会社 市場調査社 大阪」が保有するインターネットのアンケート登録モニターのうち13歳以上の男女個人が対象で、2004年12月17日から12月23日にかけて行なわれた。有効回収数は6,733サンプルで、性別は男性が39%、女性が61%。インターネット接続環境は13.9%が光ファイバ、59.9%がADSL、16.8%がCATVと、大多数がブロードバンドを導入している。
オンラインゲームのプレイ経験では、無料のゲームの場合「現在もプレイしている」が27.8%、「過去にプレイしたことがある」が40.7%で、半数以上がオンラインゲームを経験している。一方、有料オンラインゲームの経験は、6.3%が「現在もプレイしている」、14.8%が「プレイしたことがある」と答えたが、「一度もプレイしたことがない」が78.9%と約8割を占めた。
ただし、有料オンラインゲームの回答を男女・年齢別に見ると、「現在もプレイしている」と回答した人数が最も多かったのは13~19歳の男性の25.8%で、「プレイしたことがある」の32.3%を含めると、13~19歳の半数以上が有料オンラインゲームを経験している。また、20~29代の男性も32.0%、30~39歳の男性も29.4%が有料オンラインゲームの経験があると答えており、世代や性別ごとに大きな違いが見られる。
有料オンラインゲームの月間利用料金
プレイ頻度は、無料の場合で「週に2~3日」が28.8%と最も高く、「週に1日」が20.5%、「ほとんど毎日」が19.6%と続く。一方、有料オンラインゲームでは「ほとんど毎日」が34.7%と最も高く、「週に2~3日」が24.9%、「週に4~5日」が18.5%。有料オンラインゲームのほうがプレイ頻度が高いという結果が読み取れる。
プレイする場所は、無料・有料ともに「自宅」が90%以上を占めた。また、「複合カフェ」の場合、無料の2.9%に対して有料は9.4%と差が開いた。「学校・職場」では、無料が9.8%、有料が8.5%との回答が得られている。
ゲームの種類は、無料の場合「ブラウザで即動作するもの」が69.9%と最も高く、「ダウンロードしたもの」が47.6%と続く。有料オンラインゲームのプラットフォームでは、「パソコン」が91.3%と圧倒的に高く、「プレイステーション 2」が27.5%、「ニンテンドーゲームキューブ」が6.3%。「Xbox」は3.8%で、すでに生産を終了した「ドリームキャスト」の3.1%をわずかながら上回った。
ゲームのジャンルは、無料の場合「パズル・クイズ」の63.6%が最も高いが、有料の場合は「ロールプレイング」が56.6%が最も高く、無料・有料で人気のジャンルが大きく異なる。有料オンラインゲームの月間利用料金は「1,001~2,000円」が23.9%で、「0円」が18.1%、「501~1,000円」が12.4%と続く。有料オンラインゲームの調査で0円との回答が多かった点についてCESAでは「ベータテストに参加する場合、正式サービスまでの一定期間は無料で利用できるといった事例が考えられる」としている。
有料・無料オンラインゲームのプレイ頻度
利用するネットワークゲームの種類。無料ではブラウザで動作するゲームの人気が高い
有料オンラインゲームはPC型が圧倒的
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URL
ニュースリリース
http://report.cesa.or.jp/news/press_050221.html
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