Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
Mzone、MACアドレス認証を廃止。IEEE 802.1X認証を新たに標準採用

 NTTドコモは、同社が運営する公衆無線LANサービス「Mzone」で採用していたMACアドレス認証を2月23日付で廃止した。2月23日以降はMzoneの専用ユーティリティなどが採用するIEEE 802.1Xの認証を採用する。

 Mzoneでは、従来までIDとパスワードでの認証のほかに、PCなどの機器に個別に割り当てられているMACアドレスによる認証を採用していた。このため、Mzoneを利用する場合は事前にMACアドレスを申請しておく必要があった。また、登録できるMACアドレスは1つに限られていたため、PCが変わった場合には登録済みのMACアドレスを再申請して変更しなければならなかった。

 2月23日からはIEEE 802.1X認証を新たに採用するため、Mzoneの専用ユーティリティやWindows XPのIEEE 802.1X機能などを利用してMzoneにログインすることになる。また、複数の機器でMzoneを利用することも可能になり、利用するPCを変更した場合も再申請の必要がなくなる。

 NTTドコモではMACアドレス認証の廃止について「IEEE 802.1Xも登場し、MACアドレス認証はその役割を終えただろう」とコメント。IEEE 802.1Xの採用により、今後は対応ハードウェアをPDAやその他のデバイスへ広げていく可能性を示した。


関連情報

URL
  Mzone
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/mzone/

関連記事
NTTドコモ、Mzoneに日額プラン追加とユーティリティプログラムの提供


(甲斐祐樹)
2005/02/23 14:53
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.