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松下、IEEE 802.11g準拠の無線LANを搭載した液晶プロジェクター2機種
TH-LB30NT
TH-LB20NT
松下電器産業は、IEEE 802.11gに準拠した無線LANによる映像受信に対応した液晶プロジェクター「TH-LB30NT」と「TH-LB20NT」を発売する。発売日はTH-LB30NTが6月10日、TH-LB20NTが4月5日で、標準価格はTH-LB30NTが522,900円、TH-LB20NTが365,400円。
TH-LB30NTおよびTH-LB20NTは、RGBやビデオ出力による有線接続に加えIEEE 802.11gに準拠した無線LAN機能を搭載する液晶プロジェクター。同社が独自に開発した、無線LANの状態に応じて伝送方式と圧縮率を切り替える技術「環境適応型負荷分散方式」を搭載し、静止画のほか動画や音声ファイルを伝送し出力できる。対応する動画ファイルはasf/avi/wmv/mpgで、DRMを含むファイルは無線LAN経由で出力できない。セキュリティ機能では、64/128bitのWEPとAESをサポート。独自の暗号化処理機能の搭載も検討しているという。
付属のユーティリティソフト「ワイヤレスマネージャーME2.0」を利用することでセキュリティ設定を容易に行なえるほか、複数台の同製品への出力切り替えや、最大8台までの同時出力が可能となる。また、最大16台までのパソコン画面を同時に表示できる「マルチドライブモード」を搭載する。
プロジェクター機能の面では、レンズはTH-LB30NTが24mm~28.8mm F1.7~1.8、TH-LB20NTが21.5mm~25.8mm F1.7~1.9で、両機種とも1.2倍の手動ズームレンズを搭載。TH-LB30NTが0.8型、TH-LB20NTが0.7型の解像度1,024×768ドットの液晶パネルを採用した。220WのUHBランプを搭載し、明るさはTH-LB30NTが3,000ルーメン、TH-LB20NTが2,000ルーメン。なお、同社によるとTH-LB30NTは3,000ルーメンの明るさを持つ液晶プロジェクターとしては世界最小・最軽量だという。
また、内蔵の照度センサーから明るさを検知し、自動的に画質補正を行ない淡色の色抜けを防ぐ「デイライトビュー」機能を搭載する。このほか、電源投入から約2秒で映像出力ができる「スピードスタート機能」、使用後に電源コードを抜いても冷却ファンが作動する「ダイレクトパワーオフ機能」3つのボタンを押下するのみで設定が完了する「1-2-3セットアップ」などの機能を搭載する。
入力端子は、D-Sub 15ピンのアナログRGB×2、S映像、コンポジット、RCAのアナログ音声、シリアル(RS-232C)で、TH-LB30NTはさらにアナログRGB用音声入力×2、S映像用音声入力×1を搭載する。本体サイズは、TH-LB30NTが327×233×75mm(幅×奥行×高)、TH-LB20NTが297×210×65mm(幅×奥行×高)。重量は、TH-LB30NTが2.6kg、TH-LB20NTが2.2kg。
TH-LB30NTの操作ボタンは3つのみ。左から順に押下するだけで利用できる
TH-LB30NTの背面の入力端子
無線LAN経由で2台のTH-LB30NTに同時に映像出力するデモ
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URL
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn050323-2/jn050323-2.html
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