任天堂の米国法人であるNintendo of America(NOA)は、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」および次世代ゲーム機「Revolution(コードネーム)」向けのワイヤレスネットワークサービス「Nintendo Wi-Fi Connection(ニンテンドー Wi-Fi コネクション)」を発表した。利用は無料で、2005年のサービス提供を予定する。
Nintendo Wi-Fi Connectionは、IGNのオンラインゲーム対戦用システム「GameSpy」を採用。遠く離れたユーザーともネットワークを介して一緒にゲームをプレイすることが可能になるほか、ゲームのスコアやデータをオンライン上に保存するサービスも用意される。また、Revolution向けに、任天堂がこれまで発売してきた家庭用ゲーム機向けのゲームソフトをダウンロード提供するサービスも行なわれる。Nintendo Wi-Fi Connectionは家庭のブロードバンド環境や公衆無線LANサービスからも接続できる。
Nintendo Wi-Fi Connection対応タイトルとしては、任天堂から第4四半期に「Mario Kart DS(マリオカートDS:仮称)」「Animal Crossing DS(どうぶつの森DS:仮称)」が発売される。また、Activision, Incのスケートボードゲーム「Tony Hawk」シリーズのニンテンドーDS向けタイトルもNintendo Wi-Fi Connectionに対応する。