NTT東日本は、ルータ「Web Caster BAR HG」および無線LANルータ「Web Caster WN-A54」の新ファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
Web Caster BAR HGは、コレガのルータ「BAR SW-4P HG」をベースとした製品で、コレガからはすでに同様のファームウェアが公開されている。新ファームウェアは「Ver. 1.20」で、PPPoEが2セッションまで同時に接続可能になったほか、複数の固定IPアドレスを割り当てるためのUnnumbered IP機能をサポート。そのほかログ情報の不具合が修正され、Dos攻撃検出時の処理速度などが向上しているという。
Web Caster WN-A54は、アイ・オー・データ機器のルータ「WN-A54/BBR」やソニーの「PCWA-A500」などと外見や仕様などが同一となるルータ。公開されたファームウェアは「Ver. 1.1.0」で、Universal Plug and Play(UPnP)やVPNパススルー(PPTPおよびIPSec)をサポートしたほか、スループットがルータモード時で約1.4倍、ブリッジモード時で約1.7倍まで向上したという。無線チャンネル自動選択モードや設定を保存・復元する機能なども搭載された。