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　ヤマハ株式会社は、同社のISDN＆ブロードバンドルーター「RTA54i」のファームウェアをRev.04.03.12にリビジョンアップした。

　RTA54iは、7月11日に発売されたばかり。発売日当日に、早くもファームウェアのリビジョンアップが行なわれたことになる。現在、発売されているRTA54iに搭載されているのは「Rev.04.03.10」および「Rev.04.03.11」。

　最新のファームウェアでは、CATVインターネットに「かんたん設定ページ」で接続設定を行なう場合のセキュリティレベルのデフォルト値が「5」から「4」へと下げられているほか、機能追加、および不具合の修正が行なわれている。

　解消された不具合には、発着信を繰り返しているとRTA54iがハングアップするといったものも含まれている。RTA54iユーザーは、最新ファームウェアにアップデートしたほうがいいだろう。

• 停電時にアナログポートに着信があると、停電から復旧したときに動作が不安定になる。
• 発着信を繰り返しているとハングアップする。
• ip pp remote address (pool) dhcpcコマンドを保存して再起動させると、DHCPでアドレスを取得できなくなる。
• ヘルプメッセージの誤りを訂正。
• ip filterコマンドで番号が最大値（2147483647）のフィルターを設定した場合にshowコマンドで表示されない。
• ルーティングがオフの状態でRIPを受信すると動作が不安定になる。

□最新ファームウェアへのリビジョンアップ
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RTA54i/RevUpper.html
□RTA54i製品情報
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RTA54i/
□ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/

（笠井 康伸）
2001/07/11 13:27