WIRELESS EXPO 2001では無線LAN関係の製品もいくつか展示されていたが、なかでも目を引いたのがCFタイプの無線LANカード。株式会社ジュビコがサンプルの展示を行なっている。
CF対応の無線LAN製品は従来からあったが、今回ジュビコが展示した製品は大幅に小型化が図られている。従来製品は、カードがCFスロットの外側に大きく出っ張っており、装着したとき、この出っ張り部分の大きさが目立っていた。小型化は、無線LAN用のチップセットを最新のものに変更することで実現したという。
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無線LANカードのサイズ比較。左から順にPCカードタイプ、従来のCFカードタイプ、今回の新型
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上側にある黒い部分がCFスロットからはみ出る部分。この部分がかなり小さくなっていることが分かる
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小型タイプの新製品は9月頃の発売を予定。価格は、現在のサンプル製品が2万円、製品化した場合1000個ロットで100ドル程度(日本円で1万円台前半)を予定しているという。対応OSはWindows 98/Me/CE 3.0などで、PocketPCやHandheld PCでも使用できる。
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持ち運ぶことも可能な無線LANアクセスポイント「WarpLink 2412」
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日本メイコム株式会社は、小型の無線LANアクセスポイント「WarpLink 2412」を展示していた。
こちらの製品も小型・軽量をウリにしており、サイズ(W×D×H)は82×120.5×29.2mm、重さは130gと持ち歩いても苦にならないレベル。販売価格も、かなり安めに設定するということだ。
ESSIDとWEPによる暗号化にも対応しており、OSもWindows Me/98/95/2000/NTのほかXPもサポートする予定。
□ジュピコ
http://www.jepico.co.jp/
□日本メイコム
http://www.maycomj.com/
(笠井 康伸)
2001/07/17 19:01
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