バリュークリックジャパン株式会社は、9月1日よりストリーミング広告「ビデオバナー」の配信サービスを開始すると発表した。広告料金は1回の画面表示で6円程度を予定している。
同社がストリーミング広告に採用したのは、米EyeWonder社の「EYERIS」という配信技術。Javaベースで作られており、Webブラウザを使えるほとんどの環境で、事前にプラグインや専用プレーヤーを必要とせずにストリーミング配信を受けられることが特徴。
従来型バナーの容量は120×600ピクセルで15KB程度で、ビデオバナーの容量は240×60ピクセルのもので400KB程度となる。ビデオバナーの容量は大きいが、ストリーミング配信されるため、Webブラウザに表示されるまでの時間は比較的短い。
ビデオバナーは、バリュークリックが以前よりサービスしてきた広告配信システムを使用して配信する。同社のサービスに登録する約12,000のサイトへ一斉配信が可能だという。
□ニュースリリース
http://www.valueclick.ne.jp/aboutus/press/vcpr/vcpr010808.pdf
□バリュークリックジャパン
http://www.valueclick.ne.jp/
□EyeWonder
http://www.eyewonder.com/
(日下 雅裕)
2001/08/09 00:16
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