カーポイント株式会社の運営する自動車総合サイト「カービュー」はブロードバンド回線を使用した動画配信広告を開始したと発表した。日産自動車の新型スカイラインのプロモーションビデオを元にした60秒間の動画を9月上旬まで配信する。
カービューのトップページに配置された「carviewシアター」のコーナーで、バナー広告をクリックすることで、動画画面がポップアップする。動画を視聴した後には、クライアント企業のPRページに移動するといった形式で広告を提供している。
配信する動画は、Windows Media Player、RealPlayerに対応しており、自動的にパソコンにインストールされているプレーヤーを認識して動画ファイルをストリーミング配信する。両プレーヤーともにインストールされていない場合は、プレーヤーのインストール先リンクを表示してユーザーをナビゲーションする仕組み。
帯域はナローバンドとブロードバンドに別れており、ナローバンドではマルチビットレート(28.8kbps、56kbps、128kbps)で配信される。ブロードバンド用ボタンを押すと300kbpsで配信される。
カーポイントでは、今回の技術を使用して、広告・宣伝のみならずコンテンツ全般に渡ってブロードバンドに適した動画を配信していく考え。今後「クライアント企業とタイアップして、車の取材風景などを配信したい」としている。
□ニュースリリース
http://www.carview.co.jp/office/20010808_2.html
□carview
http://www.carview.co.jp
(遠藤 剛)
2001/08/13 18:23
|