WLAR-128

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　株式会社メルコは、WLAR-128をADSLやCATVといった、ブロードバンドIP接続サービスに対応させるβ版ファームウェア「WLAR-128 Broadband ファームウェア Ver.3.00β」を、8月10日にリリースした。

　今回リリースされたβ版ファームウェアは、ISDN接続用の無線LAN対応ダイヤルアップルーターであるWLAR-128およびWLAR-128Gを、ADSL/CATV対応にするというもの。

　アップデート後には、ブロードバンド対応の3つのモードが追加され、ADSLやCATV接続サービスへの対応や、無線対応のブリッジとしての使用が可能となる。

　各モードはそれぞれ、PPPoEを使用したADSL回線で接続するための「ルーティングモード（PPPoE使用）」、CATVインターネットで接続する「ルーティングモード（PPPoE未使用）」、IPマスカレード変換をまったく行なわないブリッジとして有線－無線間を接続する「ブリッジモード」となっている。

　このファームウェアを利用するには「WLAR-128 ISDN部ファームウェア Ver.1.04以上」と、クライアントマネージャーVer3.40以降が必要。また、ALDSモデムとは内蔵LANポートのいずれかと10BASE-Tのクロスケーブルで接続する。

　アップデート後には、ISDNによるダイヤルアップルーターとしては機能しなくなる。また、CATVやPPPoEを使用しないADSL回線では、有線LANで接続できるPCは1台に限られるなどの制限がある。

□WLAR-128ファームウェアダウンロードサービス
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/wlar-128.html#128b_300
□株式会社メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/

（水倉 正俊）
2001/08/13 18:47