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IDC Japanは、ブロードバンドでインターネットに接続するユーザー数の推移予測を発表した。これによると、ブロードバンドユーザーは2001年末までに260万人となり、その後毎年81%のペースで増え続け2005年には1242万人にのぼると予測している。
ブロードバンドによるインターネット接続では、DSLや光ファイバー、CATV、無線などが使われるが、IDC Japanがこの中でもっとも高い伸びを示すと予測しているのがDSL。2000年、2001年ではCATVが最大のユーザー数となるものの、DSLの急速な低価格化が引き金となり2002年以降はDSLがトップとなる。
IDC Japanの推移予測では、NTTのBフレッツといった接続回線に光ファイバーを使用するユーザーは今後5年間で毎年166%という急激な伸びを示し、2005年には350万人になる。2005年でのシェアはトップがDSL、続いてCATV、光ファイバーの順。光ファイバーが急激な伸びを示す理由として、NTT以外の事業者が市場に参入したことで価格競争などが活発化することを挙げている。
これに対して無線アクセスは、2005年でもわずか28万人にとどまる。価格や通信速度などが、ほかのアクセス方法と比べて苦戦を強いられるため。
国内ブロードバンドユーザー数の推移予測
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※ ソース:IDC Japan, 2001 |
□IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp
(笠井 康伸)
2001/08/22 13:56
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