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　マイクロソフト株式会社は、同社の製品を利用するホームユーザーを対象に、セキュリティ対策についての情報を掲載したWebサイト「ホームユーザー向け セキュリティ対策早わかりガイド」を8月22日より公開した。

　マイクロソフトでは1999年7月より、技術者向けのWebサイト「TechNet」において、セキュリティ問題への対策方法や各種技術情報を公開しているが、一般のユーザーからは「説明が技術的なため難しすぎる」「具体的にどうすればいいのかが分からない」といったフィードバックが多数寄せられていた。

　今回の「ホームユーザー向け セキュリティ対策早わかりガイド」は、こういった声に応え公開されたもの。コンピュータに不慣れなユーザーでも迷うことなく利用可能なサイト作りが目標とされており、セキュリティに関する技術的な説明を掲載することよりも、具体的な操作方法の解説を重視した構成となっている。

　通常、ユーザーがマイクロソフト製品の更新や修正プログラムの適用を行なう場合、使っている製品のバージョン確認、その製品向けの更新や修正プログラムといった必要なモジュールの確認、それらモジュールのダウンロードとインストールといった作業が必要。

　これらについて本サイトでは、一連の作業が、ユーザーのPCで表示されるダイアログやメッセージの内容などを含む、多数の図入りでステップごとに解説されている。

　また、どのモジュールがどのようなセキュリティの問題に対応しているのかを、「システムの不安定化」「不正アクセス」などのアイコンを用いて説明するなど、基本的な情報をホームユーザーにアピールする工夫もなされている。

　マイクロソフトでは今後「Bridge the Digital Divide」をキーワードに、ユーザーの持つさまざまな要求を取り入れ、より多くの人が使いやすい製品やサービスを提供することによって、デジタルデバイド解消に取り組むとしている。

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□ホームユーザー向けセキュリティ対策早わかりガイド
http://microsoft.com/japan/enable/products/security/
□TechNet
http://www.microsoft.com/japan/technet/
□マイクロソフト株式会社
http://microsoft.com/japan/

（水倉 正俊）
2001/08/22 20:07