東京めたりっく通信は9月15日より、現状の障害対応について整理と見直しを行ない、新しいサポート体制に移行することを、同社のサービスを利用するユーザーに表明した。
新サポート体制の具体的な内容は、9月1日より発効される新規約「東京めたりっく通信メガビットサービス約款」で示されたサービス種別、「固定IPアドレス型DSL接続サービスBiz、SOHO」と「動的IPアドレス型DSL接続サービスFamily、Single」それぞれの技術的なサポートや、各種手続きなどの事務的な処理について、受付時間や対応にかかる期間を示したものとなっている。
内容は次のとおり。
固定IPアドレス型DSL接続サービスBiz、SOHO
■障害対応、技術的な質問に関する電話での受付
平日 9:00~21:00
その他の時間帯、休日は、Fax、Webサイト、電子メールにて随時受付
障害の対応:当日中、もしくは翌営業日以内の対応(作業者派遣も含む)
技術的な質問:翌営業日から2営業日中以内の対応
■サービス、手続きの案内、手続きの処理
平日 9:00~17:00(NTT東日本の休業日、弊社の休業日を除く)
案内、問い合わせ、申し込み受付はWebフォーム、Faxにて行なう
動的IPアドレス型DSL接続サービスFamily、Single
■障害対応、技術的な質問に関する電話での受付
平日 9:00~17:00
その他の時間帯、休日は、Fax、Webサイト、電子メールにて随時受付
障害の対応:2営業日中以内の対応
技術的な質問:翌営業日以内の対応
■サービス、手続きの案内
平日 9:00~17:00(NTT東日本の休業日、弊社の休業日を除く)
案内、問い合わせ、申し込み受付はWebフォーム、Faxにて行なう
東京めたりっくに寄せられるユーザーからの問合せには、障害対応など特に緊急度の高いものが多く含まれる。
東京めたりっくのWebページによると、8月20日から26日までの一週間で合計30時間あまりの通信不能または通信困難になる障害の発生が報告されており、同社はそれら障害に対応するアナウンスを頻繁に出している。
ADSL接続サービスに関係する障害には、通信回線の物理的な断線や外的ノイズの影響、ADSLモデムやルーター、PCといった機器の不具合やユーザーの設定不備、そして昨今広範な感染が報告されているCode Redなどのウイルスに起因するものといったように、多岐に渡る原因が存在し、さらにそれらが複合して発生するケースもある。
東京めたりっくでは、このように複雑化する問題にできるだけ早急に対応できるサポート体制作りを目指し、今回の新サポート体制へ移行する運びとなった。
□東京めたりっく通信メガビットサービス約款
http://www.metallic.co.jp/topics/2001/0824.html
□関連記事「東京めたりっく、ネットワーク障害の長期化はDSLモデムが原因か」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/08/07/meta.htm
□関連記事「東京めたりっく、ネットワークの障害はCode Redワームが原因の可能性」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/08/03/meta.htm
□トラブル情報(東京めたりっく通信)
http://www.metallic.co.jp/support/trouble/index.shtml
□東京めたりっく通信
http://www.metallic.co.jp/
(水倉 正俊)
2001/08/27 14:00
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