プラネックスコミュニケーションズ株式会社は8月28日、同社のルーター「BRL-04A」の最新ファームウェアを公開した。
新しくリリースされたファームウェアのバージョンは、Ver6.14.02p.0076。
Ver6.14.02p.0063からの変更点は、デフォルト設定の変更が多く、不正アクセスなどを未然に防ぐためのセキュリティ機能改善に関わる点が多い。
変更点は、PPPoE接続中にPPPoE接続状態の確認の為に送信する、PPPエコー要求パケットの送信感覚を1分おきにした。また、PPPエコー要求パケットに対して、PPPoEサーバー側から応答がなかった場合に、回線の切断を判断するまでの時間を6分間に変更した。これにより、PPPoEサーバーからのエコー要求に対する応答が6分間連続でなかった場合にPPPoEの切断処理を行う。
WAN側ポートのTCPポート23、TCPポート80への接続要求、およびICMP(Internet Control Message Protocol)エコー要求パケットを破棄するように変更した。これによりWAN側からのBRL-04Aの設定画面へのログインができないようになった。このほか、ローカルサーバー機能のデフォルトエントリ(ポート23とポート80)を削除している。
□ダウンロードページ
http://www.planex.co.jp/brl-01/download_brl04a.htm
□プラネックスコミュニケーションズ
http://www.planex.co.jp/
(遠藤 剛)
2001/08/28 21:19
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