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InternetStreamingServer/ DeliveryServer |
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NECは、動画、音楽などのブロードバンドコンテンツに対応した、ストリーミングコンテンツ配信専用サーバー「InternetStreamingServer/DeliveryServer」の上位モデル2機種を用意した。従来モデルと比較して、ストリーム配信能力を2倍以上に向上させた。出荷時期は9月10日を予定しており、SCSIインターフェイスのRAIDディスク(36GB×2)を使用するSCSIモデルの標準価格は150万円。
今回ラインナップに加わるのは、「InternetStreamingServer/Delivery Server」のIDEモデルとSCSIモデルで、対応OSはWindows 2000 Server。標準価格はIDEモデルが110万円、SCSIモデルが150万円となっている。
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キャプチャボード |
両製品ともにストリーミング配信管理用ソフト「StreamProWMT+」が付属し、ストリーミング配信に関する詳細なログ収集、コンテンツ単位での帯域制御などきめ細かな管理が可能。
SCSIモデルでは、SCSI Ultra 160対応RAIDの搭載により、500kbpsのストリーミングデータ配信を同時に200ストリームこなす性能をもち、現行モデルの85ストリームと比較して、2倍以上の配信性能を実現している(IDEモデルの配信性能は現行モデルと同等)。
これまでの「InternetStreamingServer/DeliveryServer」は大規模なネットワークを想定したWindows 2000 Advenced Serverのみに対応となっていたため、比較的小規模なストリーミング配信事業者や、企業の部門単位での導入などは難しかった。新モデルでは、Windows 2000 Serverに対応することで、ユーザーの環境に柔軟に対応できる。
同時に、ストリーミングコンテンツを生成する「キャプチャボード」も発売される。こちらの製品は、1秒間に30フレームの動画を複数のビットレートで同時にキャプチャリングすることが可能。出荷開始は9月10日で、標準価格は55万円。
ライブ配信など即時性が必要なコンテンツを作成する現場で、ISDN用に56Kbps、ADSL/CATVなどのブロードバンド回線用には300~700Kbpsといったような、利用者の回線速度に応じた複数帯域のストリーミングコンテンツを同時に生成することができる。
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0108/2901.html
□NEC
http://www.nec.co.jp/
(水倉 正俊)
2001/08/30 15:01
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