松下電器産業株式会社は8月30日、CATVサービスを手がける株式会社ジュピターテレコム(J-COM)に資本参加したと発表した。出資比率はジュピターテレコムの総株式の2%で、取得金額は未公表。
松下電器はCATVのハードウェア、配信システムの開発で国内有数の技術力を備え、CATV用ホームターミナル、BS-STB(デジタルセットトップボックス)で高いシェアをもつ。また、関西地域で関西ケーブルネット株式会社と傘下6社によるCATVの事業展開を行なっており、Hi-HOとの連携でブロードバンドのコンテンツサービスへも取り組んでいる。
国内最大のCATV局であるJ-COMに資本参加することで、両社で協力してコンテンツの充実強化を行ない、コンテンツ制作や配信、端末機器・システムの開発などでの相乗効果を狙う。また、2002年春にも予定されているCS放送を利用した「eプラットフォームサービス」をCATV上で展開することや、その対応ハードウェアの開発なども計画している。
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010830-5/jn010830-5.html
□松下電器産業株式会社
http://www.matsushita.co.jp/
□株式会社ジュピターテレコム
http://www.jcom.co.jp/
(遠藤 剛)
2001/08/31 18:13
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