株式会社クロスウェイブコミュニケーションズ(クロスウェイブ)は「広域LANサービス」における、ユーザーからネットワーク・センターまでのアクセス回線料金を9月1日から引き下げた。通信速度が1.5Mbpsで距離が15Kmまでの場合では、TTNetの回線を使用して15万5千円だった料金が12万円となる。
今回のアクセス回線引き下げは、クロスウェイブが電力系NCC9社(*)からアクセス回線区間の料金設定権を取得したことによるもの。これによりクロスウェイブは「広域LANサービス」のアクセス回線について独自の料金体系を設定することが可能となり、今回の引き下げ実施につながった。
アクセス回線の料金引き下げは、距離と回線速度により56種類存在する料金体系のうち128Kbpsのサービスを除く48種類に適用され、既存のユーザーも自動的に新料金に移行となる。また、クロスウェイブによると、同社の提供する「高速バックボーンサービス」のアクセス回線に電力系NCCの回線を利用することで、料金を引き下げることも可能になるという。
*) 電力系NCC9社
HOTnet(北海道)、TOHKnet(東北)、HTNet(北陸)
TTNet(東京)、CTC(中部)、OMP(大阪)
CTNet(中国)、STNet(四国)、QTNet(九州)
□ニュースリリース
http://www.cwc.co.jp/ja/whatsnew/045.html
□広域LANサービス
http://www.cwc.co.jp/ja/service/kouiki_1.html
□広域LANサービス アクセス回線料金
http://www.cwc.co.jp/ja/service/kouiki_2.html
□株式会社クロスウェイブコミュニケーションズ
http://www.cwc.co.jp/ja/
(水倉 正俊)
2001/09/04 20:37
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