オーストラリア・ジャパン・ケーブル(AJC)は、日本とグアム間を結ぶ全長4000km以上に渡る海底ケーブルの敷設を完了したと発表した。
AJCは、現在、日本とオーストラリア間1万2000kmを結ぶ海底ケーブルの敷設プロジェクトを進行中。計画では2001年12月末に完了予定となっており、今回のグアムまでのケーブル敷設はその第1ステップとなる。
海底ケーブルには、DWDM(高密度光波長多重)技術を採用した光ファイバが用いられており、最大で640Gbpsでのデータ転送が可能だ。日本における接続点は、千葉県安房郡と志摩半島に設置された陸揚げ局となる。
なお、本プロジェクトにはテルストラ、ワールドコム、日本テレコム、NTTコミュニケーションズ、テレグローブ、コンサートが出資している。
□オーストラリア・ジャパン・ケーブル(英語)
http://www.ajcable.com/
(笠井 康伸)
2001/09/17 21:57
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