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Windows XPにPC to Phoneサービスを提供すると発表するイー・アクセスの小畑至弘取締役 |
初日のWORLD PC EXPO 2001ではマイクロソフトの阿多親市社長による基調講演が行なわれた。テーマは「Windows XPで広がる新しいPCエクスペリエンス」。この基調講演にイー・アクセスの取締役CTO、小畑至弘氏が登場し、Windows XPに標準で搭載されるMessengerにPC to Phoneサービスを提供すると発表した。
PC to Phoneサービスとは、文字どおりPCから一般の電話機に対し電話をかけることができるサービス。従来より、msnが配布しているMSN Messengerでは米国など限られた地域であれば電話をかけることができた。
今回発表されたのは、Windows XPに標準で付属するMessengerを使えば、国内、海外、携帯やPHSに対し電話をかけられるというもの。このサービスをイー・アクセスが提供する。
Messenger同士の通話は無料だが、それ以外は有料となる。イー・アクセスは、具体的な料金プランや料金の徴収方法を明らかにしていないが、他社の同様のサービスと十分に競合できるだけの価格設定を行なう方針だ。
なお、このサービスはインターネットに接続できる環境があれば誰でも利用できる。イー・アクセスによれば、ADSL接続サービスとは別の新しいビジネスとしてPC to Phoneサービスを立ち上げていきたいという。
Windows XPは、マイクロソフトより「ブロードバンド時代の新世紀Windows」として11月16日より発売される。
□ニュースリリース
http://www.eaccess.ne.jp/jp/press/2001/pr010919.html
(笠井 康伸)
2001/09/19 20:23
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