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T-LAN600J |
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兼松コミュニケーションズ(KCS)は、韓国のGIGALINK社と提携し、GIGALINKが開発したISDNと共存可能な集合住宅向けVDSLスイッチ「T-LAN600J」を10月から販売すると発表した。販売開始は10月を予定しており、初年度販売目標は5万台。なお、法人向けの製品となっているため一般小売はしない。
「T-LAN600J」は、GIGALINKが独自開発したVDSL plus技術により、最長700メートルまでの通信距離で上り下り最大18Mbpsのデータ通信を行なうことが可能なVDSLスイッチ。なお、KCSでは高速化する通信速度に対応するため、将来的には下り最大52MbpsのVDSL製品の投入も考えているとのこと。
VDSL plus技術を採用した「T-LAN600J」では、ISDNと干渉する周波数帯をフィルタリングしながらデータ通信が行なわれる。このためISDN回線との共存が可能となり、「T-LAN600J」を使用するネットワークでは既存のISDN回線からアナログ回線へ切り替える必要がないという。なお、30戸以下の小規模な集合住宅が多い国内事情を考慮して、ポートは8加入者分とし、A4サイズとコンパクトなボディを採用した。
□GIGALINK
http://www.gigalink.co.kr/
□兼松コミュニケーションズ
http://www.kcs.ne.jp/
(水倉 正俊)
2001/09/19 14:19
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