Voice Adapter14

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　沖電気工業株式会社（沖電気）は、家庭やSOHOにIP電話サービスを提供するVoIPゲートウェイ装置「Voice Adapter11（VA11）」「Voice Adapter14（VA14）」を、通信キャリアやプロバイダ向けに10月1日よりOEM提供する。

　「VA11」「VA14」は、IPネットワークと加入電話網を相互接続するユーザー側VoIPゲートウェイ装置。IETFで標準化が進められている、IPパケットと加入者電話の音声信号を相互に変換するMGCP（Media Gateway Control Protocol）プロトコルに対応しているほか、DHCPクライアント機能を備える。なお、「VA11」についてはルーターのNAT機能もサポートしている。

　インターフェイスは10BASE-T/100BASE-TXに対応したイーサネットポートを1ポート、アナログ電話ポートを「VA11」で1ポート、「VA14」で4ポート備える。なお、「VA11」にはアナログ公衆回線（PSTN）に接続可能なPSTNインターフェイスが1ポート備えられ、「VA11」を介したアナログ電話同士でIP電話を利用することも可能だという。

　沖電気では、既に発売中のMCGP対応のセンター側装置「Center Stage」と「VA11」「VA14」を合わせて利用することで、加入者電話と通話可能なIP電話サービスが提供可能になるとしている。同社は、「VA11」「VA14」と「Center Stage」の組み合わせを、家庭やSOHO向けのIP電話ソリューションと位置付け、通信キャリアやプロバイダに提供する考えだという。

「VA11」「VA14」と「Center Stage」を利用したIP電話サービスの構成例

□ニュースリリース
http://www.oki.co.jp/OKI/Home/JIS/New/OKI-News/2001/10/z0168.html
□沖電気工業株式会社
http://www.oki.co.jp/

（水倉 正俊）
2001/10/02 16:16