NTTコムウェアは、音声や動画コンテンツを管理・配信するソリューションソフトウェア「ブロードバンド・ポータル・プラットフォーム」を開発した。ストリーミングのようにユーザーが一方的に受け取るだけではなく、閲覧者コメントを掲載するなどの双方向コミュニケーションに対応した。
「ブロードバンド・ポータル・プラットフォーム」では、サイトに登録した動画コンテンツに、メッセージを添付してビデオメールとして送ったり、コンテンツに対する意見や問合せなどのコメントをユーザーが付与したりする、双方向コミュニケーションを可能とした。また、オンライン上で動画コンテンツの切り出しや複数動画の並列配置、静止画やテキストの追加などの編集機能を備える。
サイト管理機能としては、ユーザー情報も含め、ブラウザ上での編集・管理ができ、「公開」「非公開」「限定公開」などの閲覧レベルも設定可能。また、ユーザーごとに「閲覧のみ」「投稿も可能」などのレベル管理機能を備えた。コンテンツの視聴状況などを表示する、配信ログも管理できる。NTTコムウェアでは、学校教育・企業研修をはじめとしたeラーニングや、企業の広報用、消費者の意見収集などの用途を見込んでいる。
ソフトウェアはサーバー側のソフトと、ユーザー側のクライアントソフトのセットで利用する形になる。クライアントソフトはNetscape Navigator 4.0以降とInternet Explorer 4.0以降に対応。サーバーソフトはWindows NT 4.0/2000 Server、Linuxに対応する。動画配信はWindows Media Player、RealPlayerでの再生に対応する。
□ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/details/01038.html
(工藤ひろえ)
2001/10/03 14:08
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